ビザには様々な種類がある

マレーシアが移住先として人気を得ている理由のひとつにビザの取得のしやすさがある。マレーシアのビザは目的別にさまざまな種類が用意されているのが特徴で、ビジネス目的、永住目的、あるいは学生の留学目的など、それぞれ取得方法や条件などが異なる。

 

マレーシアのビザの象徴といえるのがワークパーミット、就労ビザである。その名の通り就労目的でマレーシアに滞在する外国人を対象に発行されるもの。このホークパーミットはその種類によってさらに細かく分けることが可能で、商用訪問パス、一時就労用パス、専門業務用パスなどがある。さらに家族で移住して業務を従事する場合の扶養家族パスなども用意されている。

 

なお、これらのビザを取得するためには厳しい審査をくぐり抜ける必要がある。たとえば医療保険への加入。また、日系企業が現地に派遣する場合にビザを取得する場合には現地のマレーシア人の雇用が義務付けられており、一定の比率をクリアした場合にのみビザの発行が行われる。

 

そのほかのビザについても見ておこう。退職後の移住先としても人気が高いが、永住目的のビザは最低5年間、合法的に国内に滞在していること、また一定金額の税金(約25万円以上)を納付していることが条件となる。このビザは有効期限が無制限。

 

また、10年間の長期滞在を認めるビザも発行されている。この場合は一定額の流動資産、月収、定期預金の開設が発行の条件となっている。50歳未満と以上では取得のための条件が異なっており、50歳以上の方が緩くなっているため、これが引退先の移住先として人気を得ている理由ともなっている。

 

このように、滞在目的や期間に合わせてさまざまなビザを用意しているのがマレーシアの最大の特徴。移住や滞在の際にはまず自分がどのビザを取得することになるのか、よく確認した上で取得方法を調べる必要があるだろう。どの種類のビザもとくに難しいことはないだけに、しっかりと把握しておきたい。なお、ビザなしでも90日までの滞在が可能である。