日本人がマレーシアで就職するには

マレーシアといえば日本人の移住希望先ランキングで必ず上位にランクする国。安定した政情や将来性豊かな市場、あるいはビザが取得しやすい環境など、日本人にとって恵まれた環境などがその理由として挙げられる。もともと定年退職後の生活の場として人気があったが、経済成長の影響から働く場としてマレーシアに目を向けるビジネスマンも増えています。とくに現地企業への就職を望むケースも多いのが特徴だ。近年のマレーシアではIT産業の振興を国を挙げて行っており、この分野でスキルを上げる機会としても魅力的な環境にある。

 

ではマレーシアで就職する場合にはどのような方法があるのだろうか。日系企業に就職する場合には比較的求人を探しやすい。ただ現地企業に直接就職する場合には情報収集の選択肢をかなり吟味する必要が出てくる。基本的には人材紹介会社、それも東南アジアをはじめとする海外からの求人を扱っているところを見つけることが第一だ。マレーシアで就職するためには就労ビザを取得する必要があるため、基本的には日本国内で就職先を見つけることになる。いきあたりばったりでマレーシアに飛び込んで職探し、というのは難しいので注意しよう。

 

ただ、注意すべき点が1つ。それは就労ビザの取得。外国人労働者を雇用する場合には雇った企業が就労ビザの申請・取得を行う必要がある。取得にはそれほど大きなハードルはないが、いくつかの条件が用意されており、それを満たすことが絶対条件となる。具体的には年齢が27歳以上、学歴が大卒か短大卒、そして報酬の月額が5000リング以上であること。なお、年齢についてはIT関連職に限る23歳以上となっている。この点からも裸一貫でマレーシアに赴いて職探し、というわけにはいかないことがわかる。ただ、例外としてマレーシア人と結婚した場合には就労ビザの取得が必要ない。

 

冒頭にも挙げているように、マレーシアではIT産業の振興が盛んになっており、経験豊かな外国人労働者を積極的に雇用する企業も増えている。IT関連職にとってはチャンスとなるだろう。勝負はやはり求人情報をいかにうまく見つけることができるか。給料や待遇、求められる語学力なども考慮したうえでよい就職先を見つけるようにしたい。